【森田のりえ通信員】北米沖縄県人会婦人部(山内繁子部長)は4月19日、OAAセンターで遺書の作成セミナーを行った。「リトル東京サービス・センター」からケースマネージャーの鎌田聖子さんとケディ君子さんを講師に招いた。

遺書の作成セミナーに参加した英語部のメンバー=米ロサンゼルス・OAAセンター

 県人会員の48%は70歳を超える。英語部12人、日本語部の11人が参加した。

 遺書では重い病気にかかったとき、どのようにしてほしいかを「五つの願い」に分けて用紙に書き入れる。(1)意思決定ができなくなったとき誰に後を頼むか(2)どのような終末医療を受けたいか(3)個人的な希望や精神面、情緒に関わるもの(4)介護やケアについての要望(5)死後どうしてほしいか-の五つ。

 1人暮らしの高齢者は五つの願いを所定の用紙に書き、公証人の前でサインをすると有効になる。取扱団体に提出し、特別なシールをもらって冷蔵庫などに貼っておくと、救急隊員の対処の仕方が簡単だという。

 山内部長は「子どもがいても遠方にいれば間に合わない。特に1人暮らしの高齢者は、万が一の時に備えてほしい。米国では健康なときに自分の意思を書き残すことが重要だ」と話した。