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  • 2016年度の那覇空港の乗降客数は、過去最高の2003万人に
  • 国際線の増加が押し上げ、「20年度に最大1850万人」の予測を上回る
  • 乗降客増を見越し、連結ターミナルのオープンを19年に前倒しへ

 那覇空港を離着陸する航空機の乗降客数(速報値)は2016年度、前年度比8・0%増で過去最高の2003万6318人に上った。大阪航空局がこのほど発表した。同局と沖縄総合事務局、県でつくる「那覇空港調査連絡調整会議」が06年7月の報告書で予測した「20年度に最大1850万人」を上回った。那覇空港ビルディング(兼島規社長)は、外国人観光客の増加を背景に乗降客が今後も増えるとみて、国内線ビルと国際線ビルを結ぶ連結ターミナルのオープン時期を当初予定の20年3月から19年1月に前倒しし、利便性向上を目指す。

那覇空港の乗降客数の推移

 16年度の国際線の乗降客数は前年度比23・2%増の308万1499人に達し、全体を押し上げた。国内線の乗降客数は前年度比5・7%増の1695万4819人。国内線の伸び率は15年度の9・2%増に比べると鈍化した。

 16年度乗降客数の前年度比8・0%増は、LCCターミナル施設が暫定オープンした12年の9・8%増、新国際線ターミナルビルがオープンした14年の8・2%増に続き、過去10年で3番目に大きい伸び率だった。

 那覇空港ビルディングは、ことし1月、国内線ビルと国際線ビルの間約170メートルを結ぶ連結ターミナルの建設に着手した。鉄筋コンクリート造りの5階建て。国際線チェックインカウンターを40ブース新設し、国内線チェックインカウンターのスペースも増やす。当初は国のCIQ施設(税関、出入国管理、検疫)の完成を待ってオープンする予定だったが、チェックインカウンターなどの機能を先行オープンすることを決めた。

 20年3月には那覇空港第2滑走路がオープンする。

 那覇空港の貨物量(速報値)は16年度、前年比4・4%増の約41万7077トンで過去最高を更新した。うち国内線は0・7%減の約22万472トン、国際線は約19万6604トンだった。