防衛省は24日までに、国道58号に面する嘉手納基地第1ゲート(北谷町)を南側に移す検討を始めた。国道を挟み、町道と基地の出入り口を向かい合わせにすることで、渋滞緩和を目指す。同日の衆院沖縄北方委員会で同省が説明した。2017年度はゲート整備予定地の埋蔵文化財を調査する。

嘉手納基地第1ゲート 検討される新ゲート

 沖北委で宮崎政久議員(自民)は「基地に入る車両があふれ朝も夕方も渋滞で動かず、地域住民の生活が制約されている」と指摘した。

 同省の深山延暁地方協力局長は、沖縄防衛局が16年度に第1ゲート付近の渋滞解消に向けた対応を検討する調査を実施したことを踏まえ、「ゲート付近にある2カ所の交差点を一つに統合することが効果的であるとの結論を得た。地元の要望を踏まえながら、早期渋滞緩和に向けて米側や関係機関と調整したい」と答えた。

 同省の報告書によると国道の北向け車線は、ゲートに入るため30メートル右折専用レーンがあるが、朝は164メートル、夕方は74メートルと大幅に直線車線にはみ出して車両が並ぶ。町道から国道に出る交差点と、国道から基地に入る交差点の位置を改めることで、車両が滞留する長さを半減させる見通し。