靴磨きの少年、野良帰りの女性たち、那覇市のガーブ川商店街…。30代半ばで写真家として本格始動してから、山田實さんのレンズはいつも、何げない日々を懸命に生きる庶民や移り変わる風景に向いていた。日本復帰の前後、本土から来たカメラマンを何度も案内したが、彼らが欲するのは多くが米軍基地絡み。