沖縄県警嘉手納署は29日、読谷村大湾の国道58号で、信号待ちで停車していた乗用車に後ろから追突し、運転手の女性(34)に軽傷を負わせながら現場から逃走したとして、在沖米空軍嘉手納基地所属の2等軍曹の男(24)を道交法違反(救護措置義務違反)の疑いで緊急逮捕した。調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は29日午前1時15分ごろ、同村大湾の交差点で、信号待ちをしていた女性の車に後ろから追突した後、女性を救護せずに現場から逃げた疑い。女性は頸椎(けいつい)捻挫の軽傷を負った。

 県警によると事故から約1時間後、トリイステーションの憲兵隊から「事故を起こしたという者がいる」と嘉手納署に連絡があった。

 憲兵隊からの情報を基に、基地外の男の住所を訪ねて事情を聞き、事故現場を確認するなどして逮捕したという。逮捕直前、男の呼気からは基準値の約4倍のアルコールが検出された。

 事故の発生は午前1時を過ぎており、在沖米軍が実施する外出時間や飲酒の規制を盛り込んだ「リバティー制度」に違反している可能性もある。