【糸満】旧暦5月4日に当たる29日、豊漁や航海安全を祈る糸満ハーレーが沖縄県糸満市の糸満漁港中地区で開かれた。かつての漁師町をつくった3村で競う総合成績は新島が西村、中村を制し、2012年以来、5年ぶりに優勝を飾った。

息の合ったかいさばきを見せたウガンバーレー。手前は優勝した新島=29日、糸満市・糸満漁港(金城健太撮影)

 午前10時、近くの高台・山巓毛(さんてぃんもう)で旗を振るのを合図にウグァンバーレーで幕開け。西村は青年団ハーレー、舟を転覆させてから再スタートするクンヌカセーに勝って5連覇を目指した。だが、最後に全種目を通じて最長の2150メートルで競うアガイスーブで、新島が西村を約3秒差の12分17秒54で破り、逆転優勝した。

 職域別や門中の対抗戦もあり、岸壁から観客が指笛や太鼓、踊りも交えて応援した。糸満ハーレー行事委員会が主催した。同日は同市名城、八重瀬町港川、石垣市などでもハーレー・ハーリー行事があった。