2017年(平成29年) 11月24日

沖縄タイムス+プラス ニュース

沖縄・津堅島沖であす米軍が降下訓練 6月1日に夜間訓練も 防衛局に連絡なし

 米軍がうるま市津堅島訓練場水域で31日と6月1日にパラシュート降下訓練を計画していることが29日、分かった。米連邦航空局が出した航空情報(ノータム)に記載された。日米は、同水域を使用する際には、7日前までに日本側へ通告すると確認しているが今回、米側からの通告はない。訓練を実施すれば日米合意に反することになる。

(資料写真)2017年3月16日に実施されたパラシュート降下訓練=うるま市の津堅島訓練場水域上空

 航空情報では31日午前10時~午後2時、1日は午後6時~午後10時の夜間に実施するとしている。米軍から沖縄防衛局への連絡はなく、防衛局は航空情報で訓練計画を知り、うるま市や県などに連絡した。

 防衛局は、事前の演習通報がなかったことから米側へ訓練をしないよう申し入れた。米側から返答はないという。うるま市や県も防衛局へ訓練中止を求めた。

 基地や施設の使用条件を定めた「5・15メモ」では、同水域を使用する場合には7日前までに防衛局へ通告することを定めている。米軍は津堅島では2015年8月と今年1月にも事前通告なしに降下訓練を実施。反発する県に米軍は「事務的ミス」と釈明した。

 降下訓練を巡っては、1996年のSACO(日米特別行動委員会)最終報告で伊江島補助飛行場への移転を合意。しかし米軍は復帰後、嘉手納基地やキャンプ・シュワブ海域などで訓練を繰り返し実施し県や市町村は強く反発している。

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