政府は30日、2017年版の観光白書を閣議決定した。地方ブロック別で、16年に延べ宿泊者数が前年より増えたのは沖縄(10・6%)と北海道(5・8%)のみ。沖縄は、アジアとの航空路線の拡充などにより外国人の宿泊者数が伸び、全体を押し上げた。

観光客でごった返す那覇空港

 政府が外国客の受け入れや、独自の観光メニュー提供への支援を引き続き行うことで、沖縄観光の強化を図る。訪日客の旅行スタイルが体験型に移行していることを踏まえ、スポーツヘルスケアツーリズムの拡大などを盛り込んだ「沖縄観光ステップアップ戦略2017」を着実に推進する。

 16年の国内における延べ宿泊者数は4億9418万人だった。沖縄は延べ2220万人で、東京と北海道、大阪に次いで4番目に多かった。そのうち、外国人の延べ宿泊者数は448万人で、5番目に多かった。国・地域別の構成をみると、韓国(29%)が最も多く、台湾(25%)、中国(21%)、香港(13%)、米国(4%)と続いた。