サンエー(上地哲誠社長)は31日から、伝統工芸品首里織とアイロン不要の新素材「オリコット」を使ったかりゆしウエアを数量限定で発売する。那覇伝統織物事業協同組合(赤嶺真澄理事長)の協力を得て、「MAJUN(マジュン)」ブランドを展開する日進商会(大城英幸社長)が製作した。

首里織をあしらったノーアイロンかりゆしウエアをPRする(左から)サンエーの糸数昌哉マネジャー、日進商会の大城英幸社長、那覇伝統織物事業協同組合の赤嶺真澄理事長ら=30日、那覇市のサンエー那覇メインプレイス

 オリコットは紡績大手シキボウ(大阪市)が開発した生地。アイロン不要で伸縮性があり、ソフトな肌触りが特徴。自宅でも洗濯ができ、速乾性に優れる。

 首里織はポケットや襟に配した。男性用2種類、女性用1種類の計940着を限定販売する。価格は男性用1万1600円~1万1900円、女性用は9800円。

 サンエーは2016年にもオリコットを使ったノーアイロンかりゆしウエアを販売。2800着を売り上げ、ニーズの高さを確認したという。

 30日に記者会見したサンエー紳士事業部の糸数昌哉マネジャーは「共働きが増え、時間短縮への需要が増えている。伸縮性があるのでストレスなく着られる」とPR。大城社長は「伸びるオリコットと、伸びない首里織を縫うための研究を重ねてきた。幅広い世代に着てほしい」と話した。