私の中のウチナー

1960年に沖縄から持ち込んだ三線を手にする知花真勲さん=8月30日、サンパウロ市ビラカロン地区の自宅で  ブラジルのサンパウロ市。読谷村出身の知花真勲さん(82)が「これはファミリア(家族)の歴史」と棚から取り出したのは、51年前に古里から携えてきた三線だった。入植したアマゾン川上流のカッペンから農地を転々とし、同市ビラカロン地区に腰を据えるまで壮絶な歴史をともに歩んできた。現在は孫、ひ孫が36人に増え、三線は師範の腕前。持ち前の開拓精神で三線作りに情熱を注いでいる。

(更新日:2011年09月20日 09:24)

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ウチナーグチで会話する神谷健さん(中央)と県系の若者=8月22日、ボリビア・サンタクルス市沖縄県人会事務所  沖縄からボリビアへの計画移民が始まって50年以上たった昨年3月、サンタクルス市で初のウチナーグチ講座が始まった。孫世代の呼び掛けに応え、講師を務めるのは旧東風平町出身の神谷健(たけし)さん(79)。民謡の歌詞や歴史の資料を教材に「平和が一番」と語る穏やかな言葉には、沖縄戦や移民政策に翻弄(ほんろう)された青年時代の壮絶な苦労がにじむ。

(更新日:2011年09月18日 09:20)

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