沖縄空手

礼節重んじ、心身鍛える 「仕事と空手の両立」説いた師に倣う【道場めぐり・10】

2017年6月4日 10:17

■少林寺流洗心館佐久川道場 佐久川政信・範士九段

道場生に型の動作を指導する佐久川政信館長(右)=南城市佐敷(渡辺奈々撮影)

 南城市佐敷の小高い場所にある少林寺流洗心館佐久川道場。道場では5歳から73歳までの男女約50人が稽古に励んでいる。

 館長の佐久川政信範士九段は知念高校2年の時、県指定無形文化財保持者で、少林寺流開祖の仲里常延氏の門をたたいた。

以来、42歳で自身の道場を開くまで、源流を守る少林寺流の型を鍛錬、習得した。旧知念村の村長を務めた師は「仕事と空手の両立」も説いた。自身も師に倣い、稽古に励む一方、旧佐敷村役場で33年間勤め上げた。

 1991年に自身の道場を開設。「空手で金もうけはするな」という師の教えを守り、26年間ボランティアで指導を続けている。道場訓は「礼節を重んじ心洗えば心身ともに健康なり」。空手を通じて子どもたちの健全育成も目的の一つだ。

 旧北谷村出身で、育った佐敷への感謝の思いが人一倍強い。「世話になった方々にこれからも恩返しができれば」とほほ笑んだ。(南部報道部・知念豊)

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

前の記事へ 次の記事へ
連載・コラム
きょうのお天気
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間