元知事の大田昌秀さん(91)が6月12日、「人生の蕾(つぼみ)のまま戦場に散った学徒兵 沖縄鉄血勤皇隊」を出版する。同隊に動員された県内12学校と生徒の記録を、資料や証言に基づいてまとめている。自身も同隊に駆り立てられ多くの仲間を失った経験から「鎮魂の著書」と位置づける。 四六判、320ページ。