雇用環境改善の原動力となる労働組合の組織率が、沖縄県内で低下している。県が算出した推定組織率は2015年に9・9%と初めて1割を切った。16年はさらに下がり、9・8%で過去最低を更新。全国の17・3%とも大きく開いた。労組関係者は要因に、県内の非正規労働者の多さや企業規模の小ささを挙げる。