1931年夏。「大宜味村政革新同盟」の演説会。青年弁士が、高税を課し村民を圧迫する村を批判。熱のこもった演説に、興奮した群衆が拍手で応えた。 「みんなで喜び、手をたたいて応援した」。玉城深福さん(101)=当時15歳、村田嘉里=は、喜如嘉尋常小学校の高等2年。同級生らと演説会に参加した。

金城金松(前列右)ら大宜味村村政革新同盟メンバー(山城善光著「山原の火」から)
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厳しい検挙に弾圧、監視・・・解散させられた大宜味村政革新同盟【心縛「共謀罪」と沖縄戦・2】
2017年6月15日 20:15有料
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