「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が可決、成立した15日の参院本会議採決の際、自由党の山本太郎共同代表や、社民党の福島瑞穂副党首ら計7人が投票箱までゆっくり歩いて時間を稼ぐ「牛歩」を行った。最終的に反対の青色票を入れたが、うち3人は制限時間内の投票と見なされず、無効になった。

「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法案の採決で、反対票を掲げる社民党の福島瑞穂氏=15日午前7時27分、参院本会議場

 牛歩を行ったのは、ほかに自由党参院会長の森裕子、青木愛、木戸口英司、社民党幹事長の又市征治、「沖縄の風」の糸数慶子の各氏。

 又市氏らによると「時間です」との声が聞こえ急いで投票したと説明。福島氏は記者団に「希代の悪法に抵抗する意思表示をした」と述べた。

 伊達忠一参院議長が「速やかな投票」を促し、投票時間を2分以内に制限した。その後、投票締め切りを宣言され、森、又市、福島の3氏の投票は無効となった。この影響によって採決は予定より15分遅れた。(共同通信)