1935年、糸満中心部の標高20メートルの丘、山巓毛(さんてぃんもう)から西を見て撮影された町並み。赤瓦の家々が軒を連ね、漁師町の繁栄ぶりが分かる(朝日新聞社提供)
1935年、糸満中心部の標高20メートルの丘、山巓毛(さんてぃんもう)から西を見て撮影された町並み。赤瓦の家々が軒を連ね、漁師町の繁栄ぶりが分かる(朝日新聞社提供)
全ての写真を見る 2

1935年のあの日を取り戻す・・・白黒写真をAIで着色 断絶ではなく、地続きの「今」につなげる 

2017年6月23日 18:00有料

 幼いころから、写真の中のふるさと沖縄を眺めてきた。1945年は、白と黒の世界だった。沖縄戦の惨状は、目を覆いたくなるほどのむごたらしさ。子ども心に「今」とは断絶された別の世界のように思えたし、思いたかったのかもしれない。

写真集「沖縄1935」発売

 戦火に包まれる前の沖縄がよみがえります。待望の写真集が朝日新聞出版から全国販売。「糸満」「那覇」「久高島」「古謝」と地域ごとに章立てされ、82年前の人々の生き生きとした様子が鮮明なモノクロ写真で紹介されています。

 ■朝日新聞出版

 ■A4判変型

 ■1,800円(税抜)

  全国の書店のほか、大手通販サイトamazon等でも購入できます。

写真集 沖縄1935
写真集 沖縄1935
posted with amazlet at 17.08.08

朝日新聞出版 (2017-07-31)
売り上げランキング: 550
関連ニュース

[沖縄days]ブルドッグ? シーサー?

[沖縄days]始球式に挑んだ具志堅用高さん、結果は?

「足の踏み場のないぐらい広がっていた」 サンゴの森再生へ住民や漁業者らが一体 沖縄・与那城町漁協