県と三連協が異例の合同要請に踏み切ったのは、日米合意をほごにし、地元の声を無視し続ける在沖米軍への怒りが、限界を超えたためだ。同時に、沖縄側には、いくら申し入れても「軍の運用」を盾に一向に要請を聞き入れない米軍へ見切りをつけ、日米両政府の高いレベルでの解決を求める狙いもある。

米軍嘉手納基地で夜間にパラシュートで降下する米兵=2017年5月10日午後8時3分、嘉手納町役場から(金城健太撮影)
<沖縄県と三連協直訴へ>密室の日米合同委員会 「抜け道」に怒り限界
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