「沖縄の路線バスはとても便利なんです」。東京在住の室井昌也さんは力説する。本業は野球ジャーナリスト。プロ野球キャンプシーズンの2月は県内に長期滞在し、本島内の球場を路線バスで巡る

▼沖縄のバスは、路線のルートが同じであれば運行する会社が違っても、同じ番号が振られる特長がある。路線番号とバス停を覚えていれば、どこにでも行けるというのが室井さんの実感

▼キャンプ取材はコロナで減ったが、毎週出演する沖縄市のFMコザや別の取材には、那覇空港からバスで向かう。「バスで来たと言うとたいてい驚かれる」と笑う

▼経験を基に「沖縄の路線バス おでかけガイドブック」を10日発売した。バスターミナルを起点に、観光地や繁華街、大型商業施設などのバス停までを路線番号ごとにつないだデザインが分かりやすい...