サクッと沖縄のパーソナリティーの皆さん
サクッと沖縄のパーソナリティーの皆さん

宮城栄作・編集局長

 それを耳にしたとき、「エッーー!」とうなってしまいました。

 番組パーソナリティーが言うには、やっかいで、神経を使いながら記事を書いている際に、私が「間違うなよ」「素早く正確に書けよ」などなど、ちょくちょく言い寄って来たんだそうです。記者にプレッシャーを感じさせるのを楽しんでいるかのように、ほくそ笑みながら。

 取材の現場を離れてしばらくなりますが、どんな記事がどれほど書くのが難しいかは、一定の経験から大概は分かります。だから、そういうたぐいの記事を後輩がどう仕立てるのか、読むのはワクワクします。新聞掲載後に評価したり、不足を指摘したりすることも、新聞という「モノづくり」をしている上では欠かせないことでもあります。

 楽しみだから、だから、原稿を書いている記者に近づき「激励」を込めて声かけしているつもりでしたが…。

 「マジでなんなの、あのいじり。『暴君』だよね」。ネーミング、「戴冠」いたしました。

 そう、ここでいう番組とは、音声プラットフォーム「voicy(ボイシー)」を通して、沖縄タイムスが沖縄のニュースや記事の解説、記者の仕事などを伝えている「サクッと沖縄」のことです。

 ちょっと紹介させてください。

 沖縄の話題をより多くの人たちに届けて、...