客室乗務員らと談笑するJTA客室企画部長の高嶺由美氏(中央)=18日、那覇空港の同社事務所
「もし2億円が当たっても辞めないだろうな」失敗の許されない仕事で得た充実感 成功体験が成長意欲に
[「女性活躍」の今~新時代の働き方~]第1部(3) JTA 高嶺由美氏
出産や子育てなどライフステージの変化に伴い、退職や転職に悩む女性は多い。日本トランスオーシャン航空(JTA)客室企画部長の高嶺由美氏(53)もその一人だ。
高嶺氏は客室乗務員として入社。幼い頃からの夢をかなえ、順調にキャリアを積んでいった。だが育休中の2003年、社会保険労務士試験への挑戦を決める。同社の客室乗務員の勤務には、8割の確率で県外での宿泊を伴うフライトがある。1~2日、家を空けることもざらだ。「子育てをしながら続けていけるのか」。不安があった。
育児に加え2人目の息子を身ごもっていた。睡眠時間3~4時間で勉強に励み、2年目に合格を勝ち取った。だが結局、転職はせず復職。不安もあったが「復帰後のフライトで、やっぱりこの仕事が好きだ」と感じた。...
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