日本最西端の島、与那国。自衛隊の配備をめぐり、7年間の対立を経た島民からは将来への決意とも、疲れとも取れる声が漏れる。人口は戦後最盛期の8分の1に減り、島の存続を願う気持ちは同じだが、家族間でも意見が割れている。22日の住民投票が迫る中、記者が島に入った。

自衛隊配備に向けた造成が進む牧場で、わずかな草をはむ与那国馬=15日、与那国町の南牧場(矢島大輔撮影)
「政争の島」与那国 住民投票、決意と疲弊
2015年2月16日 10:16有料
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