■上地流空手道・琉球古武道南原守礼館 島袋常雄首席師範

中学生以上の部で型を指導する島袋常雄氏(前列中央)=うるま市勝連の上地流空手道・琉球古武道南原守礼館(喜屋武綾菜撮影)

 うるま市勝連にある上地流空手道・琉球古武道南原守礼館。首席師範の島袋常雄氏(72)が高校教員を退職後、51歳のときに開いた。4~71歳の約50人が稽古で汗を流している。

 島袋氏の空手との出合いは中学2年の頃。高校生の先輩から手ほどきを受け、その強さと勇ましさのとりこになった。教職や野球部の責任者を務める傍ら、道場で鍛錬を積んだ。師匠は真栄城守成技術最高師範(86)。古武道も体得し、競技空手も経験した。「型や道具には理にかなった動き方がある。どれだけ続けても、常に新しい発見があるのが空手の魅力だ」

 近隣の保育園や小学校などで子どもたちを指導して15年ほどになる。「型や組手以上に聴く力、見る力、継続する力、考える力を学んでほしい」と願い、「気付き」を促す指導を心掛ける。目標は支部道場を増やすこと。「師匠から教わった技と心を普及させていきたい」と語った。(学芸部・座安あきの)