県文化協会事務局会議が10日、那覇市の県立武道館であり、本紙「うちなぁタイムス」を通して、しまくとぅば普及を考えた。謝花直美編集委員は「ページ特設は、各地域のしまくとぅばに関する活動を顕在化させるため」と話した。

「うちなぁタイムス」を通して、しまくとぅばを伝える意義を話す本紙の謝花直美編集委員=那覇市、県立武道館

 各市町村文化協会が抱える課題を考える場にしようと、外部講師の講演会を初企画。仲田美加子会長は「全県下から事務局長が集まる会議で、意識を高めて文化を掘り起こそう」と呼び掛けた。

 謝花編集委員は、しまくとぅば復興の動きや、5年目に入った紙面作りの工夫と苦労話を紹介。「しまくとぅば大会の記事でも、以前は全て共通語で書かれていた。ページ創設で、しまくとぅばに関わることが、ニュースのフィルターとなるよう紙面創設を提起した」。放送でも沖縄のアクセントを優先する事例が出てきたと説明。「沖縄の人々が言葉を大切にし、継承するという思いがあるからこそ」と話した。 

 参加者は「30年前、しまくとぅばはもうなくなると思った。だが、最近の盛り上がりに、その根が枯れていないと実感した」と感想を話した。