「伝説の人」は怒っていた。脳性まひ当事者の団体「青い芝の会神奈川県連合会」で会長を務め、2013年に80歳で死去した横田弘さん。激しい憤りは1970年5月、地元・横浜で脳性まひの2歳の女の子が母親に殺害された事件を巡ってのことだ。差別意識と闘う日本の障害者運動が本格化する契機となった出来事だった。