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「ガッテンナラン」「法治ではなく放置国家」翁長知事、国の辺野古強行を批判 覚悟の提訴

2017年7月25日 07:30

 「県民の思いを置き去りにしたまま突き進む国の姿勢が改めて問われる」。名護市辺野古の新基地建設で、県が工事の差し止めを求めて那覇地裁に訴訟を起こした24日夕、県庁内で臨時記者会見を開いた翁長雄志知事は、工事を強行する国の姿勢を「荒い、荒々しい」と何度も批判しながら、「ガッテンナラン(納得いかない)」と新たな一手の意義を語った。

語気を強め、政府の対応を批判する翁長雄志知事(右)=24日、県庁(金城健太撮影)

 「政府の大変荒い、あるいは『県民に寄り添う』『誠心誠意』という言葉とは裏腹なやり方で物事が進んでいる」

 新基地建設を巡る国と県の訴訟は、今回で5件目。翁長知事は約35分間の会見中、用意されたコップ一杯の水を一口飲んだだけで、再び法廷で争うことになった経緯を淡々と説明した。

 唯一、額にしわを寄せて険しい表情を見せたのは、官邸で同日あった菅義偉官房長官の会見内容に対する見解を質問された時だった。

 国は、新基地建設を巡る代執行訴訟の和解と、県が敗訴した違法確認訴訟の最高裁判決を踏まえ、「問題は決着済みで、県は従うべきだ」と、新たに訴訟提起した県を批判している。菅長官は「法治国家」を繰り返し、県が和解の趣旨に反しているかとの問いに「当然そう思う」と答えた。

 これに対し、翁長知事は「政府の恣意(しい)的にねじ曲げるやり方は、常々述べている『法治国家』の在り方から程遠く、放っておく『放置国家』だ」と語気を強め、政府の「理不尽さ」「拙速さ」を批判した。

 一方、辺野古の現場で護岸工事が進む中、埋め立て承認「撤回」の知事判断についても、記者からの質問が相次いだ。

 「将来を思い、現状を思い判断する。撤回は十二分に出てくる」。知事は改めて「不退転の決意で取り組む」と国との対立姿勢を鮮明にし、前を見据えた。

………………………………語気を強め、政府の対応を批判する翁長雄志知事(右)=24日、県庁(金城健太撮影)

沖縄県知事 翁長雄志の「言葉」

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