【阿嘉島で宮城一彰】慶良間諸島を調査視察している「沖縄こども環境調査隊2017」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)の隊員8人は26日、「奄美こども環境調査隊」の隊員6人とともに阿嘉島の自然環境を視察した。

木陰に現れたケラマジカを観察する隊員ら=26日、阿嘉島

 隊員らは午前、離島振興総合センターで座間味村観光協会の谷口洋基さん(46)から国の天然記念物に指定されているケラマジカの生態の説明を受けた後、村内に出没するシカを観察した。隊員の佐野一斗君(当山小6年)は「身近にシカが見られるのは楽しそうだけど、家に入らないように柵を作ったりしていて、対策が大変そう」と悩ましい様子だった。

 午後は谷口さんとともに真謝の浜に移動し、シュノーケリングでサンゴを観察した。隊員の備瀬哲平君(安慶田中2年)は「初めてサンゴを間近で見たが、人の手で壊されているのも見掛けて心苦しかった。周囲の人にもこの現状を伝えていきたい」と決意を話していた。