那覇市久茂地のタイムスギャラリーで開催中の沖縄タイムス創刊70周年プレ企画の写真展「よみがえる古里~1935年の沖縄」(主催・沖縄タイムス社、朝日新聞社)は30日に最終日を迎える。閉幕を前に29日、家族連れら多くの観覧者が詰め掛け、戦前の沖縄の風景に見入っていた。

写真を熱心に見て回る観覧者=29日、那覇市久茂地・タイムスギャラリー

写真を熱心に見て回る観覧者=29日、那覇市久茂地・タイムスギャラリー

 玉城英明さん(66)と喜屋武郁子さん(59)は、母の玉城ノリ子さん(93)=糸満市=に戦前の糸満の写真を見せようと会場に訪れた。

 現在、糸満ロータリーとなっている場所の戦前の写真に、ノリ子さんの実家と思われる建物が写っているという。銭湯を営んでいた実家は沖縄戦で消失。写真を指さし「煙突があった」など当時を思い返し、懐かしさに「来てよかった」と、うれしそうだった。

 写真展は入場無料。最終日は午前10時~午後5時。