第33回名護市青年エイサー祭り(主催・名護市青年ネットワーク連合会、共催・同市、沖縄タイムス社など)が17日、同市の21世紀の森公園野外ステージであった。時折降る小雨を吹き飛ばすような力強い太鼓の音としなやかな手踊りが会場を盛り上げた。
市内の四つの青年会と二つの保育園、市外の青年会2団体が参加した。
オープニングで園児が全力の演舞を披露し、会場から温かい拍手が送られた。
伝統の太いバチを使って大きな重低音を会場に響かせた屋部若獅子会の玉城大護さん(26)は6年ぶりの出演に「地域のプライドも込めて楽しい演舞ができた」と笑顔を見せた。
主催した名護市青年ネットワーク連合会の儀保圭亮副会長(30)=伊差川青年会OB=は「子どもから大人まで集まった。各青年会の後継者不足解消につながったらうれしい」と期待した。
(北部報道部・松田駿太)