
今週は毎年秋の恒例イベント、プロ野球ドラフト会議がありましたね。大学を中心に有望選手が大豊作といわれた今年。沖縄県関係では、沖縄尚学高の仲田侑仁(ゆうと)内野手(広島4位)や日本ウェルネス沖縄高のワォーターズ璃海(りかい)内野手(楽天4位)、桐蔭横浜大で父親が那覇市出身の古謝樹(たつき)投手(楽天1位)、宜野湾市出身で東邦高の宮國凌空(りく)投手(オリックス育成3位)がプロへの扉をひらきました。
ドラフト会議を前に、先輩記者がまとめた「プロ野球沖縄ドラフト列伝」は、沖縄のプロ選手の歴史がマニアック・・・、いや分かりやすくまとめられています。「ドラ1」。毎年12人だけに与えられる称号を、どれだけのウチナーンチュが手にしたのでしょうか。甲子園のスターのその後は。大学や社会人を経て大成した苦労人も登場するなど、さまざまな人間模様が感じられ、これを読めば特に中高年男性の居酒屋談議では主役になれるかも!?
3月の2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で初優勝した日本代表には沖縄勢が3人入り、出身都道府県別では最多でした。個人的には9月にふとテレビで野球観戦していたら、セ・パ両リーグ6試合中、4試合の先発に沖縄勢の名があったことに気付き、うなったことを思い出しました。沖縄関係者が球界の中心で大暴れしている姿は爽快。新入団選手の活躍が、今から楽しみです。
県民の6人に1人が持つおばけアプリ
リリースから1年半、ダウンロード数が沖縄県民の6人に1人に当たる26万3千と知って、その吸引力に驚きました。沖縄のスーパー最大手・サンエーのアプリのことです。
県内企業売上高ランキングで常に首位を争うサンエー。2024年2月期の連結中間決算は営業利益で前年同期比7・5%増の1148億5千万円で、前年に続き過去最高を更新しました。
私の自宅近くにもサンエーがあり、週2~3回、食材や日用品を求めて通っています。が、これまではこつこつとポイントをためるだけのポイ活オンリー。この記事をきっかけにアプリをダウンロードしてみたら、さまざまな割引クーポンや飲食店の予約などで快適さを体感しました。
物価高騰で、店頭に並ぶ鶏肉やニンジンの値上がりに悲鳴を上げたくなる今日この頃。賢い消費者の一手段として、アプリの中身をしっかりと理解した上で、活用してみるのもおすすめです。
共感必至の家事外注
家事の外注は「あり」ですか? そう問われたら、皆さんはどのように答えますか。続いてのコンテンツでは、女性の社会進出や少子高齢化を背景に、急激に市場を大きくしているという家事代行業界をクローズアップしました。4子の子育て中ながら、家事は妻任せだという男性記者のがスタッフ体験したほか、事業者や利用者を訪ね、家事代行の魅力について話を聞きました。
私も夫と共働きで2女を育てる立場。夫とは曜日当番制で家事の分担をしていますが、仕事との両立がうまくいかず、料理も掃除も洗濯も、子どもと向き合う時間も十分取れないことに「母親なのに」とひどく悩み、落ち込むことも。
今回の取材で、経営者の浅野ブエコ朝子さんが「割り切って家事を外注したことで、『こうあるべき』との思い込みから解放された」と言い切った時の笑顔を見て、すごくホッとしました。
料金の負担や業者との相性、家族や近所からの反応など、家事代行を利用するまでにはハードルもありそうですが、こういう選択肢があること、家庭だけで抱え込まなくていいことを知れたのは大きな収穫。ワンポイントで使うのも「あり」だと思いました。共感する人、多いはずです。ぜひ、こちらの記事を読んでみてください。
29日(日)は娘の小学校の運動会。新型コロナウイルス禍以降、弁当がいらない午前中だけの開催が続き、すごく残念でもあり、ちょっとうれしくもあり。それでは皆さま、充実した週末をお過ごしください。今週のデジ編チョイスは、新垣綾子がお届けしました。