沖縄リゾートウェディング協会(翁長由佳代表理事)は11月22日の「いい夫婦の日」に合わせて、沖縄の結婚式やプロポーズに関するアンケート結果をまとめた。結婚式や披露宴で好きなのは「フィナーレのカチャーシー」「とにかくにぎやか」が上位だった一方で、嫌いな点は「騒がしい。みんな話を聞かない」「プログラムが多く時間が長い」など。大人数での披露宴や、招待客を楽しませる余興の数の多さに賛否が分かれる結果となった。式場への交通手段も課題として浮かび上がった。(政経部・國吉匠)

 調査は交流サイト(SNS)などで、沖縄の結婚式に参加したことがある人を対象に実施。結婚式は120人、プロポーズで177人から回答を得た。

 同協会は2023年に開かれる結婚式の回数は昨年比4・34%減の1万7636組と推計。ブライダル市場の活性化に向けてアンケートで実態を把握しようと、同協会が初めて実施した。

 結婚式や披露宴で好きなところは「フィナーレのカチャーシー」(77%)に次いで「とにかくにぎやか」(53%)や「エイサーの余興」(52%)、「親戚友人の余興」(50%)など。

 嫌いな点は「騒がしい。みんな話を聞かない」(49%)に次いで「プログラムが多く時間が長い」(21%)、「招待客が多く集中できない」(15%)と続いた。

 改善点は「お酒を飲む人の交通手段」(29%)、「円卓料理をコース料理に」(20%)、「参列者への事前情報」(18%)が上位を占めた。

 プロポーズにかけた予算は1万円以内が最も多く22%。5万~10万円が19%、1万~2万円が11%、10万~20万円の10%だった。

 同協会の上地明彦事務局長は「参列者への交通手段や宿泊サービスの提案で実施回数が増える可能性がある」と指摘。一方で、祝儀の相場が1万円となっていることに「物価高で招待客1人当たりの単価は上げざるを得ない状況だが、ウエディング事業者が付帯産業へのダンピング交渉や、新郎新婦が多くの参加者を招待することで賄っている」と説明。「このままでは結婚式の伝統文化を維持できない。参列する人や商品を提供する側など全ての人が喜ぶ形の式を提案すべきだ」と話した。

 調査の結果は協会のホームページで確認できる。