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興南きょう初戦 夏の甲子園

2017年8月11日 09:41

 【甲子園取材班】第99回全国高校野球選手権大会第4日の11日、沖縄県代表の興南は第3試合(午後1時開始予定)の1回戦で智弁和歌山と対戦する。

ブルペンで投球練習をする興南の宮城大弥(手前)と川満大翔。我喜屋優監督(左)が見守る=大阪シティ信用金庫スタジアム(金城健太撮影)

両校の初戦の比較

両校の投手陣の比較

ブルペンで投球練習をする興南の宮城大弥(手前)と川満大翔。我喜屋優監督(左)が見守る=大阪シティ信用金庫スタジアム(金城健太撮影) 両校の初戦の比較 両校の投手陣の比較

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 2年ぶり11度目の出場となる興南は10日、大阪市の大阪シティ信用金庫スタジアムで守備や打撃練習などを入念に行った。強打の智弁和歌山との初戦に向け、投手陣もブルペンで最終調整した。

興南投手陣 調整に熱

 【甲子園取材班】さあいよいよ初戦-。2年ぶり11度目の出場となる興南は、智弁和歌山との1回戦を翌日に控えた10日、大阪市の大阪シティ信用金庫スタジアムで2時間の公式練習を行った。ノックやバント処理など細かい守備連係や打撃練習のほか、投手陣はブルペンで最終調整した。

 我喜屋優監督が「3人とも良すぎて、誰を先発にするか困ってしまう」と言うように、ブルペンでは捕手のミットから快音が響き渡った。智弁和歌山の高嶋仁監督が名前を挙げた川満大翔、宮城大弥に加え、右腕上原麗男もブルペン入り。指揮官が見つめる中、初戦に向けて猛アピールした。

 1年生左腕の宮城は、直球やカーブ、スライダーと25球を投げた。前日まで「指にかからず、投げてても楽しくなかった」と言うが、この日は指先をしっかり意識してストライク先行。「きのうよりも良く、この調子で投げられれば」と充実した表情だ。記者からの「智弁和歌山を抑えられるか」との質問にも「はい」と大きくうなずいた。

 40球を投げた川満は直球に加え、持っている球種を全て試した。「試合を想定し、低めに集めることを意識した」。強打の智弁和歌山の印象について「全員に長打があり、打線も切れ目がない。一人一人の弱点を見つけ、そこを攻めたい」と意気込む。上原も久しぶりのブルペンで30球を投げ込んだ。鍵に挙げたのは2番森本季幹。「2番が打ってクリーンアップで帰している印象。捕手も肩が強い。徹底的に抑え、少ないチャンスを生かしていきたい」と大舞台をにらんだ。

興南・我喜屋監督と智弁和歌山・高嶋監督に聞く

 対戦を前に、興南の我喜屋優監督と智弁和歌山の高嶋仁監督から試合のポイントや印象などを聞いた。(両監督への取材を紙上対談として再構成しました)

 -相手の印象は。

 我喜屋 ベテランの監督で、智弁和歌山という名前が甲子園そのもの。勝利数を比べても、天と地の差がある。学ばせてもらいながらなんとか勝ちたい。

 高嶋 投手がしっかりしているイメージが強い。沖縄大会でも点を取られていないので、それなりにいいものを持っているのでは。

 -警戒するところは。

 我喜屋 クリーンアップは長打があり、足でも仕掛ける。左右に打ち分ける打者は警戒している。だが、攻めるところは攻め、走らせるところは走らせないと。警戒しすぎてもだめ。

 高嶋 特にだれとはないが、左投げ2人はどちらもいい。少しクロスしているのか、左打者は打ちにくいだろう。どれぐらい対応できるか。クリーンアップが働けば、周りも動きだす。

 -理想の試合運びは。

 我喜屋 投手陣を中心に守り通すこと。カバーリングで最少失点に抑えれば、ひっくり返すチャンスは必ずある。打線は全体的に良く、つながっている。一つになり、一枚岩で向かっていく興南の野球をする。

 高嶋 いかに点をやらないかが大事。1、2点に抑えるローゲームの展開の中で勝機を見つけ、勝負したい。ことしは「甲子園に行きたい」との気持ちが強い選手が多かった。沖縄との試合では応援がすごいが、負けないようにしたい。

<智弁和歌山 戦力分析>チーム打率 4割迫る

 2年ぶり22度目の出場となる智弁和歌山。94年の春、97、2000年の夏と甲子園3度の優勝を誇る常連校だ。高嶋仁監督は「強打と言われるが投手がいないから5~6点取られる。取り返さないと勝てないだけ」と謙遜するが、和歌山大会でのチーム打率3割9分9厘と好調で、全5試合で4本の本塁打を放った。

 4番蔵野真隆はチーム最高打率の6割2分5厘を誇る。2番の森本季幹も5割8分8厘と当たっており、10安打で9得点を挙げた。

 今春からOBで元阪神の捕手、中谷仁コーチがバッテリーを指導して投手陣も安定。左右2人ずつの4投手の継投で、1試合の平均失点は2にとどまる。全試合で計8失策の守備が気がかりか。準決勝で5失策と乱れたが、決勝は無失策で切り抜け、紀央館との接戦を3-2で制して夏の甲子園出場を決めた。

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