「普通の人が普通にできることもできなくなった」。被告の行為で右眼球破裂の重傷を負った男性(18)は、苦しみや怒りを陳述書につづった。当初自身で読むことも考えたが、誹謗(ひぼう)中傷などへの恐怖心から弁護士が代読することになったという。

 事件の日、目の前に現れた警察官からいきなり棒のようなもので右目付近を強打されたと認識している。「何をされるか分からず危険を感じ」必死で走り去った。

 検察側は起訴状で、職務質問のためにバイクを停止させようとした被告の警棒が男性の右目付近にぶつかったとするが、「停止を求められた認識は全くない」。...