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ブラジルで圧巻の芸能披露 レキオス同好会・玉城流小太郎会が周年公演

2017年8月15日 15:45

 【石川達也通信員】レキオス芸能同好会エイサー太鼓(大嶺初枝会長)主催の「時の鼓魂」公演が7月2日、サンパウロ市内で開催された。同好会15周年と玉城流小太郎会ブラジル支部(同支部長)の20周年記念。2回の公演とも沖縄の芸能を楽しみに訪れた人で埋まった。

公演のフィナーレは出演者全員で圧巻のパフォーマンスを披露した=サンパウロ市・文協大講堂

 沖縄で舞踊を学んだ大嶺さんが1997年、小太郎会ブラジル支部の道場を開設。さらに2001年に創作芸団レキオス(照屋忠敏主宰)の演技に魅了された大嶺さんは沖縄で特訓を受け、翌年、レキオス芸能同好会を立ち上げた。

 公演は野村流古典音楽保存会と琉球筝曲保存会の演奏による「かぎやで風」で開幕。首里城を背景に、5人の男女が祝賀の舞を披露した。

 同好会の子どもたち約40人は沖縄の童謡「ミイーメンメ、マーカイガー」に合わせて踊り、会場の保護者が一斉に歓声を上げ、舞台に向かって手を振った。

 子どもの活躍を見ていた母ジュリアナ・コレイアさん(30)、祖父母スエリさん(57)、ジョゼさん(58)は「沖縄系のイベントに来るのは7回目。親族に日系はいないが、他国文化を学ぶのはとても良いこと」とほほ笑んだ。

 フィナーレでは日本から出演した創作芸団レキオス、音楽家の亀井日出克さんら出演者全員で「天ぬサバニ」を披露した。全員が通路と舞台に所狭しと広がり、圧巻の演目となった。

 同好会設立当時から在籍する2世の大嶺真雄リーダー(45)は「大きなイベントを成功させることができて満足。『母親の手伝いをする』という父親との約束を果たせたと思う」と汗を拭った。誘導係の3世の宮原綾さん(20)は5年ほど前、同好会のメンバーだった。「沖縄の芸能が大好き。所属時と比べて演技も上達している。ずっと応援し続けたい」と笑顔を見せた。

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