クリスマスイブのイブ、2023年12月23日土曜日。家族でまったりと過ごしたり恋人同士で街に繰り出したりする中、ズンズンバチバチと響く重低音に熱狂する“異空間”がそこにはあった。
 沖縄県内のハードコアやメタルコアシーンを中心にさまざまなジャンルから14バンドが集結した「琉球重宴2023」。ハードコアバンドSTINKYやTOUCHDOWNが所属するレーベル「BRAWN RECORDS」が毎年末に主催する恒例イベントだ。
 その震源地は沖縄市のコザゲート通りのライブハウスRemy’s(レミーズ)。沖縄のハードコアシーンは他府県と比べても盛り上がりを見せており、コアな地元客に加えて若い米兵からの支持も根強い。Remy’sの1階と2階、両方のステージを交互に使ったノンストップフェス方式の琉球重宴の様子をお届けする。
 記事末尾にライブの熱気を凝縮した動画付き。(フリーライター・長濱良起)

 重厚なドラムとベース、激しく歪(ひず)ませたギター、強烈ながなり声のデスボイスが特徴の音楽ジャンル。曲のテンポは概して速く、一体となったリフ(繰り返しのフレーズ)でダイナミックなリズムを感じられる。

TOUCHDOWN
TOUCHDOWN

 トップバッターはTOUCHDOWN。「俺らが火つけるから」と臨んだ5人は、一発目から...