「自由に書いていいのよ」。2月に86歳で死去した作家林京子さんのその言葉が、青来有一さん(58)の転機となった。実体験のない戦後生まれの作家が戦争を題材に選ぶ。その後ろめたさから解放され、作家という仕事の本質を考えさせてくれた。