沖縄県宜野湾市大山の国道58号で1月27日未明、車道に横たわっていた女性(58)がタクシーにひかれて死亡した事故で、女性は何者かによって車道上に置き去りにされていた可能性があることが捜査関係者などへの取材で分かった。県警は何者かが車に女性をひかせた殺人事件も視野に捜査しており、被害者と事故の直前まで一緒にいた知人の男の関与を調べている。男は別事件ですでに逮捕されていて、県警は12日にも再逮捕して本格追及に入る方針。

関連記事
 
酩酊した女性だけをタクシーから降ろそうとした男 運転手が一緒に降りるよう説得 その後に・・・
 沖縄県宜野湾市大山の国道58号で、路上にあおむけの状態で横たわっていた女性をタクシーがひいた死亡事故。だが事故前・・・
www.okinawatimes.co.jp

 事故は27日午前2時5分ごろに発生した。現場は片側3車線の直線道路で、北谷方面から那覇向けに第2通行帯を走行していたタクシーが道路に横たわっていた女性をひいた。女性は病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。

■少ない街灯 深夜は見えづらく

 現場は街灯などの明かりが少なく、深夜から未明にかけては見えづらい。夜道で直前まで女性に気付けなかったタクシー運転手がひいてしまったとみられる。

 現場の状況や目撃者の話から不審な点があったため、県警は事件と事故の両面で捜査。58号を規制して鑑識作業に当たった他、防犯カメラ映像の確認や目撃者捜しに通常よりも多くの捜査員を投入した。

■嘔吐しそうな女性、男とタクシー降りる

 関係者によると事故の前、女性は男とタクシーに乗って移動していた。しかし酒に酔った女性が嘔吐(おうと)しそうだったため、同市大山のパイプライン通りで男とタクシーを降りた。その後事故に至るまでの経緯が判然とせず、県警が調べを進めてきた。

 事故から数日後、現場近くのアパートの各部屋を2人組の捜査員が訪ね、「事故を見なかったか」「夜間男女が口論しているような物音を聞かなかったか」などと聞き込む様子も見られた。