全日本空輸(ANA、東京都・平子裕志社長)は9月から、日本の魅力を国内外に紹介するプロジェクト「Tastes of JAPAN by ANA」の一環で、沖縄の食を機内や羽田・成田空港のラウンジでアピールする。取り上げる地域は3カ月ごとに代えており、ことしで4年目。岩手、兵庫と合わせて沖縄を最終回に選んだ。

ANAが羽田空港国際線のラウンジで提供する「島豆腐ステーキとあぐー豚年輪焼き」=25日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 機内番組では11月から来年1月まで、国頭村の大石林山や、石垣島の川平湾などをドローンで撮影したオリジナル映像(約25分)を提供する。インターネット通販サイト「ANAショッピングA-style」では9月下旬から来年3月上旬まで、県産アップルマンゴーの缶詰など3種を販売する。

 機内食は、国際線のファースト・ビジネスクラスの一部路線で提供。ANAのシェフが考案した「アグー豚もろみ丼」など4品を準備する。国内線プレミアムクラスでは「琉球ハブボール」を無償で楽しめる。羽田・成田空港の国際線ラウンジでは、期間ごとに「もとぶ牛ロースステーキ」など計7品、泡盛を計12銘柄提供する。

 那覇市内のホテルで25日に会見した平子社長は「国内線の売り上げの18%を占めるのが沖縄路線。観光資源が豊富で物流や整備の拠点でもある沖縄をプロジェクトの大トリに選んだ」と説明。同席した翁長雄志知事と機内食を試食し、PRした。