「積極的平和」を提唱し、「平和学の父」と称されるヨハン・ガルトゥング氏の最新刊。結論から述べれば、多くの読者にお勧めできる良書である。だがそう述べることは、本書の内容の「全肯定」を意味しない。例えば専守防衛のためなら日本に地雷や機雷を置いてもよかったなどという考えには、簡単には首肯できない。

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