自民党県連(照屋守之会長)は28日、那覇市内の県連事務所で会見し、来年11月をめどに実施される知事選に向けた選考委員会を立ち上げる考えを発表した。正式な発足時期は明らかにしておらず、照屋会長は「まずは選考委の構成メンバーや要綱を固めていきたい」との考えを示した。

知事選の選考委員会を立ち上げる考えを発表する自民党県連の照屋守之会長(中央)ら=28日、那覇市

 自民県連が知事選の1年以上前に選考委を立ち上げるのは異例。2014年の知事選で県政野党となった自民県連は県政奪還に向け、選考委を県連役員や経済界関係者を中心に構成し、早ければ9月中に第1回会合を開く見通し。

 照屋会長は会見で「選考委を立ち上げるのは従来通りだが、今回は少し早めの対応だ。さまざまな地域で現県政の基地や振興の政策に『これでだいじょうぶか』と不安の声があるため、それに応える形で選考委立ち上げを発表した」と説明した。

 来年2月の名護市長選をはじめ南城、石垣、沖縄、那覇などの市町村で首長、議員選挙が控えていることにも触れ「積極的に地域と連携して対応する。衆院選挙区の各支部、支部長と連携していきたい」と述べ、各選挙での勝利を知事選に勢いをつなぎたい考えを示した。