「琉球処分」後の沖縄で、共通語を教えるため1880年に出版された最初の教科書「沖縄対話」を使い、約130年前と現代の首里言葉を比較、記録する取り組みが続けられている。取り組むのは研究者と話者で構成する研究会「首里言葉の集い」。成果は2012年から年1度のペースで順次、発表している。

右は沖縄の人に共通語を教えるために県学務課が編集した「沖縄対話」。左は伊波普猷が監修し、「沖縄対話」の首里言葉にローマ字での発音表記を付けた「琉球語便覧」
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首里言葉の変化、130年前の教科書解読し記録
2015年4月26日 10:26有料
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