これもウチナータイムなのだろうか。2日に那覇市内のスーパーに出掛けると、「お中元コーナー」などは旧盆の買い出し客で文字通りの黒山の人だかりだ。実は私もその中の一人

▼「中元」という言葉、元は中国の民間信仰・道教の節日の一つで太陰暦7月15日を指している。それが同じ時期に行われる仏教の盂蘭盆(うらぼん)と混じり合い、日本では現在のような盆の贈答品を指すようになったとされる

▼正月同様、県外からも家族が帰省してくる。今年は子どもたちの夏休みとは少しずれたが、それでも県内の多くの学校ではウークイの日を休校とする所が多いようだ

▼結婚したあとは、お中元などの買い出しで忙しいと感じるが、子どもの頃は旧盆が待ち遠しかった。遠くに聞こえるエイサーの響きに胸を躍らせた。家々を回る青年団の後について行き、迷子になった経験もある

▼ウークイで先祖への土産として、あの世のお金「ウチカビ」を燃やすのにもわくわくした。仏壇に飾られた果物や餅などのお菓子をもらって食べるのも楽しみだった

▼今日はウンケー。湯気のたつ香ばしいジューシーを囲んで、県内各地でにぎやかな会話が繰り広げられる。ウークイまで短い間ですが、ご先祖の皆さん、クヮンマガ(子孫)のウトゥイムチ(おもてなし)で、どうぞのんびりお過ごしください。(玉城淳)