沖縄市知花の東南植物楽園に、福岡県飯塚市にある観音菩薩(ぼさつ)像が移築される。8月22日、起工式が同園であった。

観音菩薩像(奥)の移築起工式を祝う宮里好一代表(左から2人目)や則松金藏さん(右端)ら=沖縄市知花の東南植物楽園

 像を所有する陶芸家の則松金藏さんが同園に寄贈した。像は高さ約38メートルで国内最大級という。解体して沖縄に搬送し、組み立てる。11月下旬にお披露目する。

 起工式で、同園を経営するタピックグループの宮里好一代表は「さらなる多文化の学びや交流ができる生涯学習の場の役割を担えるよう、整備していきたい」と抱負を語った。

 則松さんは「世界の人たちが沖縄に来て、喜んでもらえる場所になることを願う」と期待した。

 像は園内の「思いやりの湖」周辺に設置し、「琉球金宮観音菩薩像」と名付ける。隣接して茶室も新たに建築し、年内に完成予定。茶室と併せて「琉球金宮グスク」と銘打ち、世界平和を願い、癒やしの空間となる場所づくりを目指す。