いないはずのハブが確認された粟国島で7日、沖縄県衛生環境研究所と粟国村が生息調査のために捕獲器(わな)を置いた。茂み一帯などに約30個で、12月まで経過を見る。

ハブの生息調査のため、県衛生環境研究所や粟国村の職員が置いた捕獲わな=7日、粟国島(伊良皆光代通信員撮影)

 わなにはネズミを入れて臭いでおびき出す。2、3週間おきに捕まっているかどうかを村職員らが確かめる。県衛生環境研究所の寺田考紀主任研究員は「9~11月はハブが活発に動き回る時期で、設置中に捕まらなければ島に定着している可能性は低い」と話した。

 2日に島で捕まったハブは死後、同研究所で計測。全長約107センチの雌で、寺田主任研究員は「成熟個体とみなされる同約120センチに達さず、6、7月の産卵時期も外れているため卵は持っていなかっただろう」とみている。