沖縄戦で「集団自決(強制集団死)」が起きた沖縄県読谷村波平のチビチリガマが荒らされた問題で、遺族会は15日、平和学習で訪れた子どもたちの千羽鶴、花束、「平和」と書かれた額などが壊されたとして、器物損壊罪で嘉手納署に被害届を出した。

チビチリガマ遺族会が新たに設置した「立ち入り禁止」の立て看板(右)=15日、読谷村波平

 遺族会によると、遺骨も残る壕内にあった瓶やつぼなどの遺品が割られたことに関しては、詳しい被害状況をまとめた上で近く追加で被害届を提出する。

 壕の入り口付近には立ち入りを禁止する説明板が建てられているが、遺族会は15日、これ以上荒らされる事態を防ぐため、新たに「立ち入り禁止」と書かれた看板を追加した。