プロ野球広島東洋カープの2年連続8度目のセ・リーグ優勝に向け、キャンプ地沖縄市が活気づいている。同市上地のコザ・ミュージックタウンに設置されたマジックボードは14日夜、「2」から「1」に。最短で16日に優勝が決まる。
マジックボードはカープ沖縄協力会がマジック「10」になった7日から設置。昨年、広島が優勝した瞬間の胴上げ写真を引き伸ばした赤色の巨大パネルは、胡屋十字路を行き交う人やドライバーに優勝の確率を知らせている。
沖縄市観光振興課も8月31日、手作りのマジックボードを市役所玄関前に設置した。同課の女性職員で作る「市役所カープ女子」のメンバーが中心となって高さ1メートル25センチ、幅2メートル45センチのボードを仕上げた。
同課の天願亮課長は「赤ヘル時代が到来している。今年こそは悲願の日本一だ」と力を込めた。