この世にはどのような性の営みがあり、どんなものが食されているのか、これほど多くの情報をもった時代はかつてなかった。ジャーナリズムだけでなく思想や文学でも、性と食は中心的な問題であり続けている。 しかし、性と食の多様性をそれぞれ別個にかつ詳細に論じたとしても、そのあいだにあるものは一向に見えてこない。