泡盛マイスター協会(新垣勝信会長)は19日、泡盛の香りや味わいの表現を車輪状の図にまとめた「泡盛テイスティングチャート(初版)」を作成したと発表した。泡盛の特徴を視覚的に表すことで、商品の特性や消費者の好みが分かりやすくなる。同会は今後、泡盛の販売促進に役立てたい考えだ。

泡盛テイスティングチャート

泡盛テイスティングチャートをPRする泡盛マイスター協会の新垣会長(右)ら=19日、沖縄タイムス社

泡盛テイスティングチャート 泡盛テイスティングチャートをPRする泡盛マイスター協会の新垣会長(右)ら=19日、沖縄タイムス社

 同会が県内外の大学などで14年間開いた泡盛講習会で、受講者が感じた香りや味の表現方法を基に作成。香りは泡盛をグラスに入れた直後や、時間の経過とともに変化するものなどに分類。香味はレモンやチーズ、キャラメルなど105種類の表現を記した。

 同様のチャートは沖縄国税事務所などが作成した「泡盛フレーバーホイール」がある。同会は同ホイールを参考に再分類し、一般に認識しやすい用語に置き換えた。

 新垣会長は「味や香りを言葉で表現し、視覚的に確認することで泡盛への理解が深まる。量販店の販売促進など、自由に使ってほしい」と話した。同会名誉顧問の小泉武夫東京農業大学名誉教授も「画期的なチャートで、泡盛のロマンが広がる」とコメントした。

 今後の研究などで用語の追加や改訂を行う予定。世界の酒類や古酒に特化したチャートも作る方針だ。