沖縄県の最低賃金(最賃)は1日から、23円増額の737円になった。改定を前に県や沖縄労働局、連合沖縄、経済団体など関係機関・団体の職員らは9月29日、県庁前で街頭キャンペーンを実施。通行する人たちに最低賃金を確認するよう呼び掛けた。

最低賃金737円の順守を訴える労働行政関係者=29日、県庁前県民広場

 最低賃金はパート労働者を含め、全ての働く人に支払われる賃金の下限額。23円は過去最大の上げ幅となる。同労働局労働基準部の松野明広部長は「最低賃金を必ずチェックし、家族や友人など身近な人にも教えてください」と促した。

 連合沖縄の大城紀夫会長は「働く人も経営者も最低賃金を確認し、守ることが人材確保につながる。生産性が高まり、経済がよくなれば、お互い利益を受ける」と最賃の順守を訴えた。