【松田良孝台湾通信員】オリオンビール(與那嶺清社長)は30日、台北市内で「オリオンビアフェストin台湾」を開いた。台湾での開催は4回目。1日も開催し、昨年の2日間で記録した1万人を超える入場を見込む。台湾はこの日、祝日の調整のために学校や企業は休みではなく、来場者の出足は鈍かったが、日暮れには約500席の会場は満席となった。ステージでは沖縄県内で活躍するディアマンテスやマナミ・ウイズ・タピオカのライブや、台湾のアーティストによるステージもあった。

オリオンビールで乾杯する来場者=30日、台北市

 同社は1997年に台湾に本格進出。台湾向け輸出は増加傾向で、2016年度は同社が輸出する17の国・地域全体の49・4%に当たる約1350キロリットルだった。同社名護工場のハッピーパークでも台湾からの観光客の割合が高まり、帰国後に地元でオリオンビールを購入するなどの効果も期待されている。

 與那嶺社長は「業務用は台北市以外でも定着している。さまざまな提案を通じて、家庭向けでもしっかり展開したい」と話した。

 同社は、4月に韓国への輸出を本格化させた。すでに樽生10リットルを韓国の飲食店130店が取り扱っており、さらに広がりそうだという。