風の力で大型動物のように動く「進化人工生命体=ストランド・ビースト」を創造したオランダのアーティスト、テオ・ヤンセンさん(69)の展覧会(主催・同実行委員会、特別協力・沖縄タイムス社)が3日、沖縄県立博物館・美術館で始まった。初日は開館直後から大勢の人たちでにぎわった。11月11日まで。

引っ張ると「歩く」作品を子どもたちに体験させるテオ・ヤンセンさん(右)=3日、那覇市の県立博物館・美術館(田嶋正雄撮影)

 テオさんは展示室を回り、「ビースト」と名付けた「生き物」を実際に動かしながら解説。制作した43体のうち沖縄には15体が持ち込まれ、「ビーストは子どものようなもの。荒れたオランダの気候と違い、穏やかな沖縄に来られてビーストも喜んでいる」と話した。

 南風原町の「よいサマリア人保育園」の3、4歳児が来館し、展示を楽しんだ。プラスチック樹脂の配管でできた「生き物」を実際に動かした豊見山太陽ちゃん(4)と親泊蓮ちゃん(4)は「芋虫みたいで面白い」「思ったより軽い」と声を弾ませた。